わきが・多汗症治療
治療にはいくつか種類がございますが、切らずに半永久的な効果が
期待できる”ウルチェドライ”が大変人気です。
ウルチェドライ
ワキガとは
わきの下から独特の悪臭が発生してしまう症状のことを「ワキガ(腋臭症)」と言います。「アポクリン腺」という汗腺が原因となり、体の限られた部位(わきの下・乳輪・外陰部・外耳道)に存在します。アポクリン腺から出た汗が皮膚の雑菌等によって分解されると強いにおいが発生します。また、乳白色や黄色がかった色の汗のため服の黄ばみの原因にもなります。
わきがはこのアポクリン腺の数が生まれつき多く、発達している体質ですが、分泌される汗の量は食事などの生活習慣によっても変化するため、後天的にわきがの症状が発生することもあります。
多汗症とは
多汗症とは体温の調整に必要な通常の範囲を超えて多量の汗をかいてしまう症状で、全身に分布している「エクリン腺」が原因となります。エクリン腺から出る汗は無色透明でほぼ無臭という点がアポクリン腺との大きな違いです。
多汗症状は全身からの場合とわきや手のひら・顔などの局所的な場合とありますが、わきの下に局所的に汗をかく多汗症”腋下多汗症”は特に多いです。
多汗症はワキガと異なり、生まれつきというよりは、後天的に発症することが多く、ホルモンバランスの乱れやストレス等が原因で、発汗を促す交感神経が過剰に働き、多量の汗を分泌してしまいます。
同じ汗のお悩みでも「ワキガ」と「多汗症」は原因の異なる症状ですが、エクリン腺からの汗が多量に分泌されることで、アポクリン腺からの汗が少量でも汗が混ざって強いにおいを発するようになるため、ワキガ体質でなくでもにおいが気になるという場合も多いです。
沖縄は汗のお悩みが多い土地
沖縄は暑い土地柄、汗をかく頻度多いため汗腺の穴が大きく広がっています。また、油っこい食習慣や、わき毛の毛深い人が多く、汗をかいた後の湿気や熱がこもりやすくなり、強いにおいを発しやすい状態となります。
また、ワキガは遺伝性の傾向が強いことも加わり、以上の環境から他県の方に比べて汗のお悩みが多くなる訳です。